2013年04月25日

戸隠は昔、海だった!

ダイカイギュウ”の骨格標本。
戸隠は昔、海だった!
ダイカイギュウ”の化石が日本最初に発掘されたのが、戸隠でした!
昭和40年に約300万年前の地層から見つかったそうです。
“ダイカイギュウ”は人魚のモデルの“ジュゴン”の先祖で、海藻を食べていたと教えて頂きました。
海の生物の化石が発掘されたということは、大昔、戸隠が海だった事を物語っていますface08

迫力のある“ダイカイギュウ”を見られるのは、“戸隠地質化石博物館
戸隠は昔、海だった!
旧 柵(しがらみ)小学校の校舎を利用した博物館です。
戸隠は昔、海だった!

博物館を案内してくれたのは、学芸員の田辺さん。
戸隠で採取される化石の代表は、貝類で、中でも“ホタテ”の化石が取れる場所としては日本で一番標高が高い所だそうです。
戸隠は昔、海だった!戸隠は昔、海だった!
ホタテ”は貝柱を使ってジェット噴射しながら泳いでいて、それを見て「帆を立てて泳いでいる様だ。」という事から“ホ”タテ貝と呼ばれるようになった。というような豆知識も所々で教えて頂けます。
写真の“シナノホタテ”は長野で発掘されたことから、“シナノ”が付けられたそうです。

この他にも沢山の化石を見たり、触れたりする事が出来ます。
化石以外にも、「なぜ戸隠は海から山になったのか」・「長野の地形はどの様にして出来たのか」など、ワクワクする様な展示がされています。
校舎や学校で使用していた物をそのまま活かしているのもおもしろいicon14
戸隠は昔、海だった!戸隠は昔、海だった!
田辺さんからの「これは何だと思いますか?」という問いかけに、「何だろう?」と興味がわくことで想像がふくらみます。それから展示物の説明をして頂ける事で、資料を見るだけとはひと味違った楽しみ方が出来ましたicon12


田辺さん曰く「“古きをたずねて新しきを知る”化石や大地の歴史を通して、現在から未来の事を考えて欲しいです。」とのとおり、学んだり、考えたり出来る、工夫された博物館になっています。


4月27日(土)~6月2日(日)は春の企画展「鳥の世界」が開催されます。
先駆けて一部を見せて頂きました。
戸隠は昔、海だった!
鳥の進化の過程などが紹介され、トキやコウノトリの剥製が展示される予定です。



ゴールデンウィークに、ご家族で出掛けて、戸隠の歴史を学んでみませんかface02


長野市立博物館分館戸隠地質化石博物館
場所:戸隠栃原3400
電話:026‐252‐2228
休館日:月曜日(祝休日となる場合は翌日)
     年末年始(12月29日~1月3日)
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00迄)
入館料:一般/200円・高校生/100円・小中学生/50円
     (20人以上の団体は2割引)


タグ :体験

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Posted by いいときナビ at 13:31│Comments(0)戸隠
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