2012年03月15日

手打そば処「飯綱」

手打そば処「飯綱」

飯綱高原、大座法師池の前に手打そば処「飯綱」はある。

創業は昭和8年。79年という長い期間、この飯綱高原で手打ちそば屋を営みながら、この土地の変遷を見てきたのだろう。
手打そば処「飯綱」








暖簾の上に掲げられた木の看板には、大きくて力強い筆字で「飯綱」と書かれている。

これは、3代目ご主人の高校の恩師が長野市役所近くの緑町に店を開店する彼のために、お祝いで書いてくれたものだという。
                                              ↑緑町店

店に入ると、小上がりになった座席の横には、
そば打ちの様子が見られるようにガラス越しにそば打ち台がある。
手打そば処「飯綱」
今でも店が開く日は毎日、手打ちを欠かさないという。
女将さんは、「お嫁に来てからそば打ちを覚えたのよ。最初はそば打ちの“そ”の字も知らないんだから大変だったわ。」
「当時は、2代目と私が打っていた『そば』を今は、3代目が継いでくれて・・・」と本当にうれしそうに話してくれたface02

ここのイチオシは“十割そば”
さっそくお願いして待っていると、
手打そば処「飯綱」
「そばがき」の天ぷらがお通しで出された。
カリッとした衣の中には、もちっとした「そばがき」が・・・うまい!!

味わいながら2つ目を頂いていると、“十割そば”が運ばれてきた。
手打そば処「飯綱」
細切りのそばは、艶がある。そして「十割」と言えば「時間」が大切。
出来立てを早くいただかないと、折角のそばが切れてしまうと聞いたことがあるが、ここの十割そばには「切れにくい」秘密があるらしい。
そして、
少し甘めのつゆが「飯綱」のそばによく合う。
わさびも天然のものを店でおろして使うから、風味も辛さもその新しさを味わえる。

あっという間に何ものっていない“ざるだけ”が目の前にある。icon10

間が良く、〆のそば湯が運ばれてきた。
手打そば処「飯綱」
徳利に入ったそば湯は、濃くて香り高い。

窓越しにやわらかい日差しが入ってくる。手打そば処「飯綱」
もうすぐ季節が変わるよ・・・と教えてくれているみたい。



手打そば処「飯綱」について、詳しくは→ コチラをクリック

市街地でもこの味が楽しめます。「手打そば処 飯綱 緑町店」
〒380-0813 長野市大字鶴賀緑町1602-2  Tel 026-234-4038


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Posted by いいときナビ at 11:30│Comments(0)飯綱高原
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