2013年05月23日

飯綱高原で鉄のアートを楽しむ♪

飯綱高原の“ギャラリー煉(れん)
”には、デザイナーであり鉄器職人でもある馬場 忠寛(ばば ただひろ)さんの“”をはじめとした、ブロンズやステンレス、チタンなどを使った作品の数々がディスプレイされ、販売されています。

       《フクロウの顔をモチーフにした香炉》

静かな林の中に佇むギャラリーの入口を開けると、三角の形をした高い天井が印象的なギャラリースペースが広がります。


馬場さんの作品には、“フクロウ”をモチーフにした作品がいくつもあり、中でも“朱肉入れ”は人気商品だそうです。

“フクロウ”の作品は、元々顧客からのニーズに応えて作りはじめたもので、その表情から色々なアイデアが浮かび、豊かな造形が発想出来るので“フクロウ”の作品を数多く手掛けているそうですicon12


またその他にも、いろいろな動物をモチーフにした作品があり、“ネズミ”のキーホルダー掛けや、“五猿像(ごえんぞう)”は文鎮にも筆置きにもなります。『みざる・きかざる・いわざる』に、『おもわざる(考えすぎない)・もたざる(欲張らない)』を加えてみたそうです。


光を入れることで“クジャク”が羽をひろげる間接照明。
かわいいものや、遊び心のある作品がいっぱいで見るのが楽しいface02

これらの素晴らしい作品をつくる時は、素材が「こういうものを作ってくれ」と言っているのを感じとり、素材を活かして技をほどこすのだそうです。
素材といえば、なぜ“”に惹かれたのかをお聞きしましたdiary
「ブロンズと鉄の違いは、鉄の方が素朴なんだよね。ブロンズは型崩れしないので寿命が長いけど、鉄はサビてしまって崩れてしまう、それってすごくいいでしょ。」
と、ほほ笑む馬場さんにとって“はかない”というのが魅力の一つでもあるようです。



「ただ単に作品を作るのではなく、使ってもらう人に心豊かになってもらえる様に作るんです。それには作り手の気持ちも大切。」
と言う馬場さんの気持ちがこもった作品を手に取ると、金属なのにあたたかみが伝わってきますicon06

“煉”では、紹介した作品のほかに小皿や花瓶などの生活雑貨も販売されています。
使うのが楽しくなるような作品をぜひ手に取ってご覧になってはいかがでしょうかicon27


ギャラリー煉
場所:長野市大字上ヶ屋2471-2234
電話:026-239-2678
定休日:不定休(冬期休業 12月~3月)
営業時間:10:00~17:00

  
タグ :ギャラリー


Posted by いいときナビ at 11:31Comments(0)飯綱高原