2012年02月08日
続々「ちょっくら きなさ市」(料理教室 後編)
前の記事「かぼちゃ干しのエゴマあえ」につづいて・・・
「なす干しの油いため」
ぬるま湯でなす干しを2回もどしてあく抜きをしたら、ギュッと絞らずに、優しく水切りをします。 ポイントはもどしすぎないこと。
油をひいたフライパンで炒めた後、砂糖、しょうゆ、みりんで味付けをします。
ここでもまた試食が始まる。みなさん“おてしょ”(お皿の代わりに手のひらで・・・という方言)で和気あいあいと。
私もちょっといただいてみると、少し“シコシコ”とした“採れたてのなす”とは違う食感にびっくり
その昔は、お肉の感覚で食べていたそうです。
さあ、できあがり!
乾燥野菜は、「ちょっくらきなさ市」で購入できます。ただ・・・今回もあっという間に品切れになってしまったので早めに買うのがお勧め。
次回の「ちょっくらきなさ市」は2月26日(日) 要チェックです。
さてさて、今回最後の講習です。
「寒干し大根の干し方」
なんといっても、鬼無里の女性陣は野菜をつくるのも、保存するのも、いただき方にも知恵がある!!今あるものを生かして、無理をしない食材選びをしているところに魅力がある。この寒干し大根もその一つ。
まず、大根の皮をむく。
皮をむいた大根の頭のほうに穴をあけます。(すごいっ!!菜箸1本で力任せにグイグイっと)
だんだん白熱する調理室
割烹着のひもも緩みます。
大根にあけた穴に麻のひもをとおして、雪の上に4,5日置くと大根が凍みる(しみる)そうです。その大根を今度は紐を利用して重ならないように互い違いに干します。
出来上がりがこちら
太陽の光をたくさん浴びて、さらに栄養価が増します。きっと「栄養学」なんて学ばなくても、ばあちゃんから娘へ、娘から孫へと脈々と受け継がれた「知恵」がここにありました。すごい財産
このほかにも、主催者の女性の方たちが「きび入りごはん」や「具だくさん味噌汁」、「寒干し大根の煮物」などなどつくってくださいました。
どれもこれも、素の味がしっかりわかるお料理で、特に「寒干し大根の煮物」は野菜版高野豆腐とでも表現すればいいのか・・・ふわっとしていて、しっかり煮汁を含んでいる。くせになる美味しさです。
私も買った乾燥野菜で、家でも作ってみようっと
これだけでも満足なのに持ち寄りのお料理もたくさんご用意して下さいました。
花豆の煮物 かぼちゃのサラダ
大根とゆずの酢の物 野沢菜の炒め物
しゃくしなの三杯酢 もみじ傘の炒め物
金糸瓜の和え物 白菜の味噌がけ
ご馳走様でした。居ながらにして土地のお料理をこんなにいただけたのは感激です。
市街地から参加された女性の方は、「この鬼無里の郷土料理や乾燥野菜の魅力に共感して、何回か参加しています。土地の人の知恵と食文化に触れられることが楽しい。また、「信州の保存食」などの著者である横山タカ子先生の講演会も楽しみに参加しました。」と話してくださいました。
里山の知恵に学ぶ・・・あっという間の2時間半でした。
このあと私は、「郷土料理研究家の横山タカ子」先生の講演会へいってきま~す。
その模様は、「ちょっくらきなさ市」最終回で。
「なす干しの油いため」
ぬるま湯でなす干しを2回もどしてあく抜きをしたら、ギュッと絞らずに、優しく水切りをします。 ポイントはもどしすぎないこと。
せっかくの歯触りがなくなってしまうので、気を付けて
油をひいたフライパンで炒めた後、砂糖、しょうゆ、みりんで味付けをします。
ここでもまた試食が始まる。みなさん“おてしょ”(お皿の代わりに手のひらで・・・という方言)で和気あいあいと。
私もちょっといただいてみると、少し“シコシコ”とした“採れたてのなす”とは違う食感にびっくり
その昔は、お肉の感覚で食べていたそうです。
さあ、できあがり!
乾燥野菜は、「ちょっくらきなさ市」で購入できます。ただ・・・今回もあっという間に品切れになってしまったので早めに買うのがお勧め。
次回の「ちょっくらきなさ市」は2月26日(日) 要チェックです。
さてさて、今回最後の講習です。
「寒干し大根の干し方」
なんといっても、鬼無里の女性陣は野菜をつくるのも、保存するのも、いただき方にも知恵がある!!今あるものを生かして、無理をしない食材選びをしているところに魅力がある。この寒干し大根もその一つ。
まず、大根の皮をむく。
皮をむいた大根の頭のほうに穴をあけます。(すごいっ!!菜箸1本で力任せにグイグイっと)
だんだん白熱する調理室
割烹着のひもも緩みます。
大根にあけた穴に麻のひもをとおして、雪の上に4,5日置くと大根が凍みる(しみる)そうです。その大根を今度は紐を利用して重ならないように互い違いに干します。
出来上がりがこちら
太陽の光をたくさん浴びて、さらに栄養価が増します。きっと「栄養学」なんて学ばなくても、ばあちゃんから娘へ、娘から孫へと脈々と受け継がれた「知恵」がここにありました。すごい財産
このほかにも、主催者の女性の方たちが「きび入りごはん」や「具だくさん味噌汁」、「寒干し大根の煮物」などなどつくってくださいました。
どれもこれも、素の味がしっかりわかるお料理で、特に「寒干し大根の煮物」は野菜版高野豆腐とでも表現すればいいのか・・・ふわっとしていて、しっかり煮汁を含んでいる。くせになる美味しさです。
私も買った乾燥野菜で、家でも作ってみようっと
これだけでも満足なのに持ち寄りのお料理もたくさんご用意して下さいました。
花豆の煮物 かぼちゃのサラダ
大根とゆずの酢の物 野沢菜の炒め物
ご馳走様でした。居ながらにして土地のお料理をこんなにいただけたのは感激です。
市街地から参加された女性の方は、「この鬼無里の郷土料理や乾燥野菜の魅力に共感して、何回か参加しています。土地の人の知恵と食文化に触れられることが楽しい。また、「信州の保存食」などの著者である横山タカ子先生の講演会も楽しみに参加しました。」と話してくださいました。
里山の知恵に学ぶ・・・あっという間の2時間半でした。
このあと私は、「郷土料理研究家の横山タカ子」先生の講演会へいってきま~す。
その模様は、「ちょっくらきなさ市」最終回で。
Posted by いいときナビ at 11:33│Comments(0)
│鬼無里