2012年01月27日

絶品!! 「おやき」

信州と言えば「おやき」、「おやき」と言えば・・・

「いろは堂」


店内に入ると。大きな囲炉裏が目に入る。
いろは堂の創業は大正14年、先々代が山を隔てて、おとなりの長野県小川村で暖簾分けで和菓子屋を開いたのが始まり。
昭和29年にこの地に移転し、昭和40年からおやきの製造販売をはじめたのだという。そのころの「鬼無里」を想像させる“囲炉裏”が今は「古」新しさを感じさせてくれる。

「おやき」の始まりは?
長野県北西部の中山間地で米に代わる主食だったようです。地域や家庭によって作り方も味も違う信州の代表的な郷土料理と言えます。





店内にはこのほかにも、小上がりになった囲炉裏の部屋や








鬼無里の民家の一室を再現したようなお座敷があります。


こんな風に演出されたお部屋でいただくおやきの味は、また格別!




私は、野沢菜、かぼちゃ、ねぎ味噌の3種類をいただきました。




丁寧に窯で焼き上げたおやきは、表面がカリッと中はもちもちの皮に具がぎっしり入っていて大満足。具材は地元の人が心を込めて育てた四季の野菜などを使って、一つずつ手作りしている。

囲炉裏ばたでおやきを頂いていると、奈良からのお客様が来店された。
市街地の観光のあと、どうしても「ここのおやき」を食べたくてお見えになったという。

その魅力は・・・、“ふれあい”と“食”が結びついて忘れられない思い出になっていること。

「いろは堂」とお客さんの“ふれあい”が“つながり”になる。
だからまた鬼無里へ来たいと思うのだろう。

人と地域とお店・・・



今年の3月に起こった栄村の震災では「温かいおやき」を現地へお届けした。「いろは堂」では栄村からきのこを仕入れていることから、より身近にこの震災を感じたという。
“つながり”を大切に思う、ということ。



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Posted by いいときナビ at 13:54Comments(0)鬼無里